脳とスキルとトレーニング

スキルは4つの能力に分類される。

 

①.状況把握能力
②.正確な動きをする能力
③.素早い動きをする能力
④.持続性

 

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①.状況把握能力

野球選手がキャッチする際の状況把握能力。

A.ボール確認からキャッチ動作を引き起こす刺激発現までの時間。
B.刺激からキャッチまでの反応時間。
C.キャッチからボールに移行するための動作時間
D.ボール捕捉のための動作時間

これらを主に視覚、聴覚、そして運動感覚を養うことによって情報収集、予測し、実行(動作)に移す。

 

②.正確な動きをする能力(←ウエイトトレーニングで一番必要なのはこれ)

A.ポジショニング能力=必要な筋肉だけ動かす能力
B.グレーディング能力=必要な筋肉をどれぐらいの力で動かしたら良いか調節する能力。
C.タイミング能力=必要な筋肉を必要な力加減で、「必要なタイミング」で動かせるように調節する能力。
D.リプロダクション(再現)能力=それらの能力を常に同じ状況で再現する能力。

 

③.素早い動きをする能力

A.動作開始の素早さ=状況変化を認知し、それに対応する能力。
B.動作切り替えしの素早さ=状況変化に認知、対応し、誤った動作を出来るだけ早く正しく切り替えられる能力。

 

④.持続性(集中力)

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スキルのための脳のトレーニング方法は確立していないが、イメージトレーニングはかなり効果があるといわれている。

1.うまい選手のフォームを繰り返し見て
2.自分がそのフォームをしているイメージを頭の中で繰り返し描き
3.実際に自分がそのフォームでやってみる

 

『身体の発見シリーズ 複雑性としての身体 ~脳、快楽、五感~』大築立志氏の「脳とスキル」より

 

本当にその通りですね。

”正確な動きをする能力”はトレーニングにも当てはめることが出来るのではないでしょうか。

A.ポジショニング能力=必要な筋肉だけ動かす能力
B.グレーディング能力=必要な筋肉をどれぐらいの力で動かしたら良いか調節する能力。
C.タイミング能力=必要な筋肉を必要な力、「必要なタイミング」で動かせるように調節する能力。
D.リプロダクション(再現)能力=それらの能力を常に同じ状況で再現する能力。

リフティング種目はABCDを総動員させ、全身を使い、一瞬で長い距離物体を移動させますが、BやCに少しでも調節ミスがあれば失敗してしまいますし、アイソレーション種目ではAとDに重きがおかれるでしょう。

どのような動きもABCDの比率が異なるだけで、スキルをうまく使い分ける形になるとは思うのですが、精密機械のような動作を身につけるためには質の高い練習をある程度の量こなさないといけないかなと思います。

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