Archive for the ‘ケア’ Category

ハトムギの食品としての機能性と有用性

3月 6, 2016

http://www.tokusanshubyo.or.jp/jouhoushi03/j03-09.pdf

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姿勢調節機能の加齢変化と3つの運動単位

12月 2, 2015

●姿勢調節機能の加齢変化

1.視覚
2.前庭覚
3.体性感覚

4.神経系

・感覚神経については神経の伝達速度の遅延(神経に随走する血管系の障害による虚血変化、神経鞘の肥大、有髄神経における節間距離の短縮、ニューロン自体の萎縮性、退行性変化、

・運動神経においては神経線維数が生理的に減少(近位部より遠位部に分布する神経に著しく認められる。70歳以上の高齢者において軸索変性が高頻度に認められる。)

5.筋組織

・II型繊維の萎縮により、絶対筋力や瞬発力が低下する(20~30代のII型繊維の割合が60%であるのに対し、60歳以上では40%以下になる)。http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1748-1716.1983.tb00024.x/abstract

・筋自体の変性
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/839043

・筋を支配するモーターユニット数の減少によって引き起こされる筋断面積の減少、筋繊維数の減少、神経分布密度の減少。http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0140673673927359

・筋に分布する毛細血管数も低下し筋持久力の低下も認められる。

6.骨、アラインメント

・高齢女性に頻発する変形性関節症
・脊柱の変形、関節可動域制限、
・重力筋における筋緊張の低下によって立位時のアラインメントはさまざまな方向に偏倚(へんい=かたよること)する。

7.高次神経機能

『姿勢調節障害の理学療法』 奈良勲、内山靖 p256

 

 

筋繊維は大きくtype1(遅筋)、type2(速筋)に分けられますが、

それを支配する運動単位も同様で、

・疲労抵抗性の高いS型運動単位
・速い収縮をするが疲労抵抗性の低いFF運動単位
・速い収縮をし、疲労抵抗性も高いFR運動単位

の3つの型があります。

んでもって、加齢と共に減少していくのはFF運動単位とtype2(速筋)。

ラットにおいては後肢において運動神経の脱落がおこり、前肢では起こらず、なぜF型運動神経が優先して死滅していくのか理由は不明とのことです。

『筋力をデザインする』吉岡利忠 他

 

 

脳も神経も筋肉も可塑性(条件に応じて変化する能力)の高いので、単純に使わないから衰えていく、ではどんどん速筋を使えば良いじゃないかくのではないかと思うのですが、変形性関節症、脊柱の変形、関節可動域制限、アラインメントの偏倚などが足を引っ張ってしまうだけでも思うように使えなくなると思うんですよね。

脳、神経、筋肉、血管、骨、内臓・・・

結局のところ、すべての調和が取れていないと成立しないんじゃないかなと。

この辺り、もう少し詳しく調べてみます。

つづく。

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筋トレ+インターバル=長寿?

5月 2, 2015

長寿の原因は

・遺伝要因
・環境要因(気候、空気、水など)
・社会的要因(福祉や医療制度の充実など)に

どのような生活習慣を送るかといったところでしょうか。

 

バランスが難しいですが、

●「抗酸化能力」 を出来るだけ高め、
・内因性=運動によって活性酸素除去能力を高めること。
・外因性=抗酸化物質の摂取。

●「酸化要因」 をどこまでうまくコントロール出来るかかなと思います。
・過度のストレス、アルコール、タバコ、放射線、紫外線、過度のスポーツ

 

各組織の廃用性萎縮(使わないことによって弱る)を考えると、筋肉も心肺も適度に動かしておいたほうが良いでしょうね。

 

・ツールドフランスのサイクリストは平均寿命が増加した。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21618162

・ツールドフランスの参加者と死亡率について(1947-2012)。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24001718

・男性における死亡率と筋力との関係について。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18595904
*prospective cohort study(前向き研究)=健康な人の生活習慣を調査し、 この集団を追跡調査して、後から発生する疾病を確認する研究手法。

神経系サプリメントとパフォーマンスについて

4月 10, 2015

・シチコリン(フォスファチジルコリン、アセチルコリンの前駆体)が神経の回復を促す。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24535792

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・就寝時の3gのグリシン摂取が、睡眠の質と記憶機能を改善させる。(グリシンはL-セリンから合成される)。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1479-8425.2007.00262.x/abstract

・3分x5セットの中~高強度自転車エクササイズのあと、フォスファチジルセリンを摂取すると、プラセボ群と比較して、有意にテストステロンの分泌が促され、コルチゾールの分泌が抑制された。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2503954/

・スポーツサプリメントとしてのフォスファチジルセリン。

「サイクリングやウェイトトレーニング、ゴルフ、耐久運転に関わる運動選手において、PSは認知機能やパフォーマンス、ストレスへの内分泌反応、筋肉損傷の低減、運動後の苦痛を低減し幸福感を改善することが示されている。」

・フォスファチジルセリンを含む食品。

ダイズレシチン、白豆を除いては、内臓、肉、乳製品、野菜の順で多く含まれる。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%81%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3

代償相対的柔軟性

2月 13, 2015

”代償相対的柔軟性(compensatory relative flexibility)”は、サーマン(Sahrmann,2002)によって提唱された概念であり、特定の運動範囲に達するために身体の抵抗の最も少ない部位が動くという前提に基づいている。このポイントは柔軟性と最も関連する。

漕ぎ手がキャッチポジションで、ボートの底にいる状態を実例として示す(Mallac,2003)。

↓キャッチポジション
catchposition

このポジションは、身体からオールへの力の伝達が不可欠となる推進力を生み出す。このとき、漕ぎ手の手(とオール)は脚を超えて前へ出なければならない。

もし漕ぎ手の臀部の柔軟性が極端に低下しており、前傾(股関節屈曲=プリケツ)ができないようならば、漕ぎ手は股関節の柔軟性不足を補うため身体の他の部位を動かさなければならない。漕ぎ手は腰部や胸部で代償した屈曲をする。

背部は”相対的柔軟性”をもち、すべての運動範囲に貢献する。

しかしながら、その背部の代償とした動きは有害であり、結果として、腰部や胸部の機能障害や痛みを誘発する可能性を伴う。

『柔軟性の科学』 マイケルJ.オルター

スポーツ選手の口腔健康度と咬合力について

4月 11, 2014

目的:近年,顎口腔系と全身の運動機能に関して様々な方面からの研究がなされてきている.今回,運動経験の豊富なスポーツ選手の口腔健康度と顎口腔系の筋力の関係を知る目的で,口腔健康度と咬合力の診査計測を行った.

対象:本学スポーツ健康科学部のスポーツ選手20名,対照としてスポーツ部に属さない医学部学生8名に対して診査計測を行った.方法:口腔内状況を診査し,口腔健康度を表す指標の一つであるDMF歯数(未処置歯,喪失歯,処置歯の合計)を算出し,非運動時の最大咬合力を測定した.スポーツ選手群と対照群で口腔健康度(DMF歯数)と咬合力に有意差が認められるか否か,また各群の口腔健康度(DMF歯数)と咬合力との相関について解析した.

結果:1.対照群とスポーツ選平群のDMF歯数の平均は7.3と8.2,咬合力の平均はそれぞれ728.8Nと789.8Nであった.2.DMF歯数と咬合力は共に,スポーツ選手群と対照群との間に有意差は認められなかった.3.DMF歯数と咬合力との間には,対照群では有意な負の相関が認められたが,スポーツ選手群では認められなかった.

結論:DMF歯数が高い(口腔健康度が低下する)ほど顎口腔系の筋力が低下する傾向が認められた.一方,スポーツ選手群ではDMF歯数と咬合力との間に有意な相関は認められなかった.このことから,スポーツ選手は全身の運動を行うことによって,顎口腔系の筋力の低下を防いでいることが示唆された.

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004616739

スポーツ咬合

4月 10, 2014

スポーツには、動的なものと静的なものがあるが、どちらのスポーツにおいてもその基本姿勢は直立姿勢維持、すなわち平衡感覚・バランスにより維持されている。スポーツ先進国であるアメリカなどでは、アスリ-トの身体平衡バランスが悪い場合、そのアスリートの将来はないものとまでいわれ、アスリートにとっては非常に重要な意味を持つことになる。従って、もしアンバランスな咬合によって顎位の変位などを伴い下顎頭に機能的障害を起こすような場合、顎関節周辺部に隣接する内耳などにまでその影響がおよび、平衡バランスを低下させる事が考えられる。

言い換えれば、アンバランスな咬合を持つアスリートは、自身の平衡バランスを低下させるような事のないよう、常に生理的な咬合が保てるよう考えておかねばならないという事になる。また、アンバランスな咬合は末梢からの感覚情報を十分に脳に伝える事が出来ず、その結果末梢からの情報は少ない情報量としてしかフィードバックすることが出来ない事になり、全身の筋力発現時などにおいて、アスリート自身のパフォーマンスに影響をおよぼす可能性が考えられる。

そこで咬合の状態変化、すなわちアンバランスな咬合が直立姿勢、特に重心動揺軌跡、及び全身の筋力にどのような影響をおよぼすかを研究面より検討した結果をレビューし、臨床面からの検討も含め“咬合とスポーツパフォーマンス”との関係について触れてみたい。

咬合とスポーツパフォーマンス
東京歯科大学スポーツ歯学研究室
石上恵一

ザチャゼウスキーによる段階的ストレッチングプログラム

7月 17, 2013

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ザチャゼウスキー博士(James E. Zachazewski)による、段階的速度によるストレッチング・プログラム(P.V.F.P=progressive velocity flexibility program)。

・Static Stretching(SS) : 静的ストレッチング
・Slow Short End Range(SSER): 低速・短端域
・Slow Full Range(SFR): 低速・全可動域
・Fast Short End Range(FSER): 高速・短端域
・Fast Full Range(FFR): 高速・全可動域

「運動選手は、活発刺激をコントロールする環境において、低速度から高速度へ移行する活動へと移っていく。

静的ストレッチングの後、低速・短端域(SSER)→低速・全可動域(SFR) →高速・短端域(FSER) →高速・全可動域(FFR)の順に行う。

動きのコントロールと可動域は選手に任せる。外部からの補助はかけないようにする。」

この段階的プログラムを用いることによって、筋肉と筋腱結合部が機能的なバリスティック動作へ段階的に適応する、これによって傷害へのリスクを軽減させることができる。

『ストレッチングマニュアル』 マイケル・J・オルター著 より

肉離れと捻挫

2月 25, 2013

肉離れ(strain)とは、筋肉や腱に必要以上の刺激がかかったり、長期に亘って休養が不足している場合に起こる。

症状は微小な断裂から完全断裂までさまざまで、痙攣や筋肉のこわばり、限局性の痛み(動作時に対象の部位だけ痛むこと)、腫れや運動機能の喪失などが生じる。

ねんざ(sprain)とは、靭帯起こる外傷を指す。靭帯(骨と骨を繋ぎ関節を形作る。骨と骨格筋を繋ぐのは腱)が、予期せぬ動きによって過度にストレッチされたり、捻ったりした場合に多く、痛みと腫脹、熱感を伴う。

 

 

基本、怪我をしないための予防としてウォームアップやクールダウンをしっかり行うこと。万が一、怪我してしまった場合はアイシングはもちろん、飽和脂肪など炎症を助長させるような食べ物の摂取を控え、抗酸化作用を持ち炎症を抑えるフラボノイド、炎症と赤みを抑えるタンパク分解酵素、必須脂肪酸を多く含む魚などを中心にとって行きたいところ。

 

 

●筋や関節に効果のあるサプリメント:

・コンドロイチンサルフェイト 一日に500~1000mg。 *関節、靭帯、腱を増強させる栄養素となる。

・グルコサミンサルフェイト ラベルに記載されているとおりに。 *骨、腱、関節、軟骨、滑液の形成に重要。
・N-アセチルグルコサミン 上と同様

・MSM(メチルスルフォニルメタン) 400mgを1日三回、食間に。 *硫黄化合物は痛みや炎症の軽減、関節や組織の修復に必要。

・ブロメライン 400mgを1日三回、食間に。 *酵素は炎症の軽減、プロスタグランジンの生成を促すのを助ける

・免疫栄養素であるグルタミン、アルギニン、これら二つとともに摂取することによって相乗的に作用しコラーゲン合成を促進させるアミノ酸であるBCAAを組み合わせて摂取すること。

他にはカルシウム、マグネシウム、DMG、必須脂肪酸、グレープシード抽出物、BCAA、マンガン、SAMe、ビタミンA、B群、C、バイオフラボノイド、E、亜鉛などがある。

 

 

 

 

●筋や関節に効果のあるハーブ:

・フェヌグリークとフラックスパウダー、アカニレの樹皮(slippery elm bark)を合わせた薬草の湿布は腫脹を抑える役割を果たす。

・ジンジャーは痛みに対して効果的であり、強力な抗酸化物質として抗炎症の作用も持つ。

・緑茶とnettle leafも抗炎症の作用を持つ

・ゴールデンシールを含んだ湿布は炎症を抑えるのに効果的である。

『Prescription for nutritional healing -strains,sprains, and other injuries of the muscle and joints-』より

コラーゲン合成促進アミノ酸

10月 10, 2012

BCAA+グルタミン+アルギニンね。

『アミノ酸の機能特性』より
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21861170

http://www.ekouhou.net/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E5%90%88%E6%88%90%E4%BF%83%E9%80%B2%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8%E7%B5%84%E6%88%90%E7%89%A9/disp-A,2011-137037.html