Archive for the ‘栄養’ Category

難消化性デンプン

12月 12, 2015

未熟な段階では約20%がデンプン質。

この段階での糖分との割合はデンプン:糖=20:1で、これが熟成すると1:20に逆転する。

熟度が進むにつれてデンプンが糖化(デンプン→ショ糖、ブドウ糖、果糖)され、果実の成熟を迎える。

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『バナナの澱粉』(2011年3月・弘前大学教育学部  食物学研究室 教授 加藤 陽治ら)による
http://www.banana.co.jp/3step/blue/

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ミオスタチンを抑制するチョコレート?

7月 26, 2015

チョコレートなどに含まれるエピカテキンがミオスタチン(筋肥大制御遺伝子)の働きを抑え、筋肉アップを促すかもしれない。

(加齢に伴いミオスタチン(筋肥大抑制)は増加、フォリスタチン(ミオスタチンを抑制)は低下、ミオスタチンの働きを抑制し、筋発達を促す因子であるMEF2A(Myocyte enhancer factor-2), Myf5(Myogenic factor 5), MyoD(Myogenic differentiation 1) 、myogeninも低下する。

*MyoDファミリー(MyoD,Myf5,myogenin,MRF4)とMEF2ファミリー(MEF2A,MEF2B,MEF2C,MEF2D)とよばれる転写因子ファミリーが、筋肉形成(骨格分化)および維持に関わる多くの遺伝子を調節している。)

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エピカテキンが含まれる食べ物。

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◾Gutierrez-Salmean G, Ciaraldi TP, Nogueira L, Barboza J, Taub PR, Hogan M, Henry RR, Meaney E, Villarreal F, Ceballos G, Ramirez-Sanchez I. Effects of (-)-epicatechin on molecular modulators of skeletal muscle growth and differentiation. Journal of Nutritional Biochemistry. Oct. 2013 [accepted manuscript].

◾Lunn WR, Pasiakos SM, Colletto MR, Karfonta KE, Carbone JW, Anderson JM, Rodriguez NR. Chocolate milk and endurance exercise recovery: protein balance, glycogen, and performance. Med Sci Sports Exerc. 2012 Apr;44(4):682-91.

◾Nogueira L, Ramirez-Sanchez I, Perkins GA, Murphy A, Taub PR, Ceballos G, Villarreal FJ, Hogan MC, Malek MH. (-)-Epicatechin enhances fatigue resistance and oxidative capacity in mouse muscle. J Physiol. 2011 Sep 15;589(Pt 18):4615-31.

◾Pritchett K, Pritchett R. Chocolate milk: a post-exercise recovery beverage for endurance sports. Med Sport Sci. 2012;59:127-34.

◾Saunders MJ. Glycogen replenishment with chocolate milk consumption. Curr Sports Med Rep. 2011 Nov-Dec;10(6):390.

◾Spaccarotella KJ, Andzel WD. The effects of low fat chocolate milk on postexercise recovery in collegiate athletes. J Strength Cond Res. 2011 Dec;25(12):3456-60.

◾Taub PR, Ramirez-Sanchez I, Ciaraldi TP, Perkins G, Murphy AN, Naviaux R, Hogan M, Maisel AS, Henry RR, Ceballos G, Villarreal F. Alterations in skeletal muscle indicators of mitochondrial structure and biogenesis in patients with type 2 diabetes and heart failure: effects of epicatechin rich cocoa. Clin Transl Sci. 2012 Feb;5(1):43-7.

◾Epicatechin data:
http://www.ars.usda.gov/SP2UserFiles/Place/80400525/Data/Flav/Flav_R03.pdf

神経系サプリメントとパフォーマンスについて

4月 10, 2015

・シチコリン(フォスファチジルコリン、アセチルコリンの前駆体)が神経の回復を促す。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24535792

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・就寝時の3gのグリシン摂取が、睡眠の質と記憶機能を改善させる。(グリシンはL-セリンから合成される)。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1479-8425.2007.00262.x/abstract

・3分x5セットの中~高強度自転車エクササイズのあと、フォスファチジルセリンを摂取すると、プラセボ群と比較して、有意にテストステロンの分泌が促され、コルチゾールの分泌が抑制された。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2503954/

・スポーツサプリメントとしてのフォスファチジルセリン。

「サイクリングやウェイトトレーニング、ゴルフ、耐久運転に関わる運動選手において、PSは認知機能やパフォーマンス、ストレスへの内分泌反応、筋肉損傷の低減、運動後の苦痛を低減し幸福感を改善することが示されている。」

・フォスファチジルセリンを含む食品。

ダイズレシチン、白豆を除いては、内臓、肉、乳製品、野菜の順で多く含まれる。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%81%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3

人口甘味料とインクレチン

5月 8, 2014

人工甘味料が作用すると分かっているホルモンはほかにもあります。インクレチンといわれるホルモンのうち「グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)」は、食事をして血糖が上がったとき、血糖を抑えようとしてインスリンの分泌を促進するホルモンです。

GLP-1は1986年に見つかったばかりで、まだ完全に解明されていません。ただ2009年のアメリカ国立衛生研究所の調査により、ダイエット・ソーダがGLP-1の分泌を促すことがわかりました。

GLP-1はインスリンの分泌を促進しますから、長期にわたる大量の人工甘味料の摂取で、これもインスリンが多く分泌されるきっかけとなります。インスリンが過剰に分泌し続けると、その分泌能力が疲弊し、衰えれば高血糖になり、やがて糖尿病へと進行してしまいます。

『カロリーゼロにだまされるな: 本当は怖い人工甘味料の裏側』より 大西睦子

 

 

 

 

●GLP-1とGIPとはいずれも血糖値依存的に膵臓のβ細胞からのインスリン分泌を促進する[1]。しかし、2型糖尿病においてはGIPによるインスリン分泌促進作用は障害されているとの報告がある。[2]。また、GLP-1は膵α細胞からのグルカゴン分泌を抑制し、血糖低下に働くが、本作用がGLP-1によるα細胞への直接的な作用なのかどうかは議論が分かれている。さらに、GLP-1は胃の内容物排出速度を遅らせ、満腹感を助長することで食欲を抑制したり、食後の急峻な血糖上昇を抑制したりする作用がある。

一方GIPは脂肪細胞にそのGIP受容体が存在し、脂肪細胞への糖の取り込みを促進することで肥満を助長させる。

 

 

GLP-1:

グルカゴン様ペプチド-1 (glucagon-like peptide-1, GLP-1) は小腸下部のL細胞から分泌される[1]。グルカゴンと同じ遺伝子 proglucagon の配列から作られるペプチドであり、GLP-1(7-36)amide がおもに検出され、GLP-1(7-37) のものも認められる。血中半減期は12分。

ブドウ糖濃度依存性インスリン分泌促進
ランゲルハンス島β細胞増殖作用
グルカゴン分泌抑制
胃排泄能抑制
中枢性食欲抑制作用

以上の作用がある。点鼻投与や注射薬の開発が進められている。副作用としてグルカゴン同様に腸管運動が抑制されるので、嘔気嘔吐が挙げられる。肥満は現在世界的な問題のひとつであるが、リラグルチドは肥満の治療薬として有望視されている。[3] GLP-1アゴニストとしては他に週一回投与型のタスポグルタイド(taspoglutide)が現在治験段階にある。

 

 

GIP:

グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(glucose-dependent insulinotropic polypeptide, GIP) は脂肪が刺激になって十二指腸のK細胞から分泌される。スルホニルウレア薬とGIPを同時に投与すると、インスリン濃度が増加する一方で、Cペプチドが増加しないので、肝臓などでのインスリンクリアランスに作用してインスリン濃度を保つのではないかと指摘されている。脂肪細胞の表面に発現しているGIP受容体を欠損させたマウスでは高脂肪食時にも内臓脂肪の増加がみられなかった。GIPは脂肪代謝の酵素であるLPL活性を高めるとともにインスリン存在下での脂肪細胞によるブドウ糖の取り込みを促進する。このような同化促進作用がGIP受容体欠損マウスではみられず、肥満が抑制されていると考えられる。

2型糖尿病患者にGIPを投与してもGLP-1と異なり、インスリン分泌促進効果が僅かである。マウスの解析では耐糖能異常があると、スプライシングを受け短縮したGIP受容体が生じ、作用のない短縮GIP受容体に結合した分GIPの効果が減弱するのではないかと言われている。

wikipediaのインクレチンより

バナナの効能

4月 1, 2013

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コラーゲン合成促進アミノ酸

10月 10, 2012

BCAA+グルタミン+アルギニンね。

『アミノ酸の機能特性』より
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21861170

http://www.ekouhou.net/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E5%90%88%E6%88%90%E4%BF%83%E9%80%B2%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8%E7%B5%84%E6%88%90%E7%89%A9/disp-A,2011-137037.html

(侵襲下における)アルギニン、グルタミンの役割

9月 7, 2012

近年、特殊栄養素を投与することによって、免疫能を強化、調整し侵襲(生体内の恒常性を乱す事象全般)に対する生体反応を改善し、合併症の発症予防、在院日数の短縮、ひいては予後まで改善しようとする栄養療法の概念が確立した。

これを免疫栄養(immuno-nutrition)といい、免疫栄養の各栄養素を免疫栄養素(immunonutrient)と呼んでいる。この栄養素は一般の食事にも含有されているものもあるが、薬理的な投与によって免疫能の修飾が可能であることが示されている。

免疫栄養素としてはアルギニン、グルタミン、オメガ3脂肪酸、核酸、各種抗酸化物質などが含まれ、栄養投与ルートとしての経腸栄養(食事の取れない患者に対し、腸に管を挿入し、栄養を送り込む方法)も免疫栄養の一種として考えられている。

『アミノ酸の機能特性 ライフサイエンスのおける新しい波』 矢ケ崎一三 門脇基二、舛重正一、横越英彦 責任編集 より

 

 

 

 

●グルタミン: グルタミンは生体内にもっとも多く含まれるアミノ酸であり、グルタミン酸とアンモニアから生合成される。生体内ではアミノ基転移酵素の基質として種々の生体機能に関わっている。俗に「免疫力を高める」といわれている。アルギニンとともに輸液の成分に配合され、一部のがんやHIV感染による症状の緩和に利用されている。

 

 

 

 

・化学療法による粘膜の炎症 (口内炎) に経口摂取で有効性が示唆されている。グルタミン摂取によって、骨髄移植後やがん化学療法中の患者における口腔内の痛みの発生率、程度、期間を軽減したという報告があるが、すべての患者で効果があったわけではない。おそらくグルタミン欠乏が見られる患者でより効果が高いと思われる (64) 。

・危篤状態および多発外傷患者における栄養学的および免疫学的状態の改善、感染合併症減少に、経腸栄養投与の有効性が示唆されている (66) 。

・32週未満出生および出生時の体重が1,500 g以下の両方もしくはいずれかの生後3~30日以内の乳児107名 (試験群54名) を対象とした無作為化比較試験において、L-グルタミン82%含有パウダーを徐々に投与量を増やし、最大0.3 g/kg/日、1歳まで摂取させたところ、アトピー性皮膚炎のリスクは減少したが、気管支過敏症や感染症の罹患率には影響しなかったという報告がある (PMID:17984413) 。

・適切に用いれば経口摂取で安全性が示唆されている。40 g/日まで安全という報告がある (64) 。
・静注で安全性が示唆されている。経管栄養で570 mg/kg/日まで安全という報告がある (64) 。

・妊娠中・授乳中の安全性については充分なデータがないので、使用を避けること (64) 。

・経口摂取、静注の副作用は知られていない (64) 。しかし、グルタミンはグルタミン酸とアンモニアに代謝されることから、神経および精神疾患の患者においては、いずれも神経系に作用することが考えられる (64) 。

・双極性障害を持ち、グルタミンを摂取した人において躁症状が報告されている (64) 。

・グルタミンは興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の前駆物質であるため、躁病および軽躁患者の情緒変化を引き起こすことがある (PMID:6486273) 。L-グルタミンを4 g/日、3週間摂取した男性が多動、多弁、誇大妄想などの症状を呈し、摂取の中止により症状が無くなった。また、L-グルタミン2 g/日を摂取していた気分変調性障害の患者が、並外れて外交的および冗舌になり、中止したところ症状が改善した (PMID:6486273) 。

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail610.html より

 

 

 

 

●アルギニン:アルギニンはもっとも塩基性の高いアミノ酸で、生体内では尿素回路の中間体として生合成される。アルギニンは速やかに分解されるため、特に必要量を合成できない子供では必須アミノ酸になっている。代謝産物である一酸化窒素 (NO) を介して、成長ホルモンの分泌促進、免疫機能の向上、脂肪代謝の促進など、生体内で種々の機能に関与している。

俗に「免疫機能を高める」といわれており、アルギニンを主要成分とした輸液が術後の回復を助け、感染性合併症の発生率低下に利用されている。また、狭心症、末梢血管疾患、間質性膀胱炎の症状改善などに有効性が示唆されている。

 

 

 

 

・サイクロスポリン投与中の腎移植患者において、腎血管拡張、ナトリウム排泄の改善に経口摂取で有効性が示唆されている (66) (PMID:9249782) 。

・術後回復に対して有効性が示唆されている。RNAおよびエイコサペンタエン酸との併用で、手術後や重篤な疾病の患者における回復を早め、免疫反応を改善するのに腸溶錠あるいは経口摂取で有効性が示唆されている。手術前後の食事に加えてRNA、EPA、L-アルギニンを摂取すると、術後感染が減り、傷を治癒し、回復が早まったという知見がある(PMID:1377838) (PMID:7539633) (PMID:7536138) (PMID:11551575) 。

・2-13歳の子供にアルギニンを投与すると、空気感染による感染症発症抑制に有意な効果がみられ、CD3およびCD4の割合が増加した (PMID:9549298) 。
・エイズ患者にアルギニンを2週間投与 (19.6 g/日) したところ、NK活性の上昇傾向がみられた (PMID:12093460) 。
・大腸がん患者の術後にアルギニン強化輸液を経静脈投与したところ、末梢白血球中のCD4+細胞、NK細胞、IL-2R+細胞の割合が上昇した (PMID:12297482) 。

・ラットにアルギニン強化飼料を10日間投与し腹膜炎誘発性敗血症を誘導したところ、アルギニン摂取によって腹腔マクロファージの貪食能が顕著に増加し腹腔細菌数の低下がみられた (PMID:12903885) 。

・適切に用いれば短期間の経口摂取でおそらく安全と思われる (66) 。L-アルギニンは通常安全であると考えられており、数日から3ヶ月摂取までの臨床試験でも、重篤な副作用は報告されていない (PMID:9366309) (PMID:8310409) (PMID:9915448) (PMID:10335768) (PMID:8925582) (PMID:10694193) (PMID:1377838) (PMID:7539633) (PMID:7536138)(PMID:10716474) (PMID:10212170) (PMID:11755284) (PMID:9264427) (PMID:11551573) (PMID:11408995) (PMID:8609344) (PMID:10759111) (PMID:15928719) 。経口摂取による長期使用時の安全性に関しては十分なデータが得られていない (PMID:9366309) (PMID:16391217) 。
・適切に用いれば、静注でおそらく安全と思われる。非経口のL-アルギニンはFDA認可の医療用医薬品である (66) 。
・早産児の経口摂取において安全性が示唆されている (PMID:12006956) 。
・妊娠中は適切な短期間の経口摂取であれば安全性が示唆されている。妊娠28-36週の妊婦がL-体12g/日を2日間、安全に摂取できたという報告がある (PMID:14678093) 。

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail601.html より

植物油の脂肪酸構成

7月 14, 2012

wiki 植物油の一覧より

test

3月 18, 2012